リズムがわからない…!明日から使えるリズムの読み方

こんにちは、石倉です。

楽譜を読んでいて、リズムがわからない!となることありませんか?

最近の吹奏楽の曲は、難易度の高い曲が増えてきました。それと同時に、楽譜に書いてある「リズム」はとっても複雑になってきています。

「指づかいはわかるようになったんだけどリズムが…」「現代曲のリズムの取り方がわからない…」

なんて方、
明日から使えるリズムの読み方を紹介します。

テンポ、拍子を確認

まずは、テンポと拍子を確認します。

リズムを読む第一歩は、楽譜の情報をしっかり頭にいれることです。

4/4拍子など、見慣れた拍子ではなく、5/8 や 7/8 のいわゆる混合拍子と呼ばれるものは注意しましょう。

混合拍子の場合、楽譜にはたいてい 5/8 なら 3+2 や 2+3。7/8 なら2+2+3など、1拍の取り方が書いてあるのでしっかり確認したいところです。

一拍ごと◯で囲う

次に一拍ごと◯で囲ってしまいます。

この時大切なのは、スラーなどは無視をしてとにかく一拍ごと◯で囲います。

こうすることで、メトロノームをつけて練習をした時に、一拍ごとに何を吹くのかわかりやすくなります

例えば以下のような感じです。

このように◯をすると、複雑なリズムもわかりやすくなってきました。

◯の中を分解

最後に◯の中を分解していきます。

分解のコツは、常に一拍を意識すること

一拍を何個に分けるのかを考えていきます。

例えば4/4拍子の一拍を、8分音符なら2つに、16分音符なら4つに分けることができますね。

タイの部分は、まずはタイがないものとして考え、つなげるとやりやすいです。

リズムを歌えるようになるまでやる

リズムがある程度読めた段階ですぐに楽器を吹き始めてしまう人がいますが、これはNG。

リズムが中途半端な状態で曲を吹き始めると、リズムをよむことと楽器の練習が同時作業になってしまい、口を疲れさせるだけでなく、頭も疲れてしまいます。

早く吹き始めたい気持ちは分かりますが、ここはぐっと我慢。リズムを歌えるようになってから吹きましょう。

おわりに

指使いは運指表を見ればなんとか分かりますが、リズムはそんな表はありません。だからこそ、「考え方」がとても重要になってきます。

一拍ごとわかりやすく◯をつけ、そこから分解して読んでいくやり方。僕はリズムで困ったら、この方法で乗り切っています。

リズムがわからず困っている方、ぜひお試しあれ!

それでは、今日も楽しく練習していきましょう!

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