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金管楽器奏者の大敵!?口内炎について考える

口を使って演奏する楽器、特に金管楽器を吹いている方、口内炎ができて困ったことはありませんか?

僕は高校生の頃、ハイトーンを吹く時にとても無理な吹き方を長時間していたせいか、しょっちゅう口内炎ができていました。

もちろん、口内炎になる原因は様々で、特に金管楽器が関係ない原因だったり、単にストレスのせいでできることもあります。

しかし、僕の場合はハイトーンを吹く時に力任せにプレスをしていたことで、唇の裏のちょうど歯が当たる位置がよく口内炎になっていました。

ここが口内炎になったことがある人はわかると思うのですが、楽器を吹くだけでめちゃくちゃ痛いんですよね。
過去にはちょうど本番の時に口内炎ができてしまって、死ぬほど痛い思いしながら吹いたこともあります。

そんな金管楽器奏者に大敵な口内炎ですが、もしどうしても本番が近いなら、パッチタイプの薬を口内炎の部分に貼ることをおすすめします。3日もあれば治ります。
もし本番が近くないなら速攻楽器を置くことを強くおすすめします。

※この記事は、あくまでも僕の経験談に基づく話を書いています。医療の専門的な記事ではありませんのでご了承ください。

目次

本番が近い人へ「パッチタイプの薬」を貼るべし

僕は今まで色々な薬を試してきました。
塗ったり、飲むタイプだったり…。

その中でも1番速効性があったのが、この貼るタイプの口内炎薬。

これが一番効きました。

このタイプの薬は、患部に直接貼ります。
他の塗るタイプだったりすると、口の中ですぐに溶けてしまったりして、いまいち効果が感じられなかったのですが、この貼るタイプは患部のところに貼るので、長時間薬が張り付いていてくれるんです。

それによってあくまでも体感ですが、口内炎を発見してから3日もあれば治ることが多かったですね。

 

ただ、口内炎ってちょうど痛いのが2日目とかなんですよ…。
1日目は意外とそんなに痛くなくて、「あれっ、なんかできてるかな?」程度なのですが、2日目からとても痛い。
そして、こじらせると3.4日と激しい痛みが続きます。

この薬はあくまでも緊急措置ですが、何もしないよりは遥かにマシです。

 

ということで、本番が近い人へおすすめの対処法は、とにかくできた時に早く薬を貼る、そして早く寝る!
これが1番効果がありました。

あと、地味に重要なのはストレスを溜めないこと。
心の不調は思っている以上に体に出るものです。

本番が近くない人は速攻楽器を置こう

もし本番まで余裕があるなら…。

あくまで僕の経験上ですが、できてしまったとわかった瞬間から、なるべく口に負担をかけないことが最も早く治ります。

もしまだ本番が近くなくて、楽器を吹かなくてもなんとかなる方、速攻楽器を置きましょう。

僕は高校生の頃、とにかく練習していないと気が済まない病で、口内炎ができても「本番に口内炎ができてしまった時の練習になるから、口内炎があってもしっかり練習しよう」と思っていたんです。

結果的には、口内炎で炎症を起こしている部分をプレスして吹くのでどんどん悪化していきます。
しまいには口内炎の横に新しい口内炎ができて、口内炎領土を拡大していったりもするんです。

今思えば、楽器を吹かなくったってできることはいっぱいあったなあと思います。

楽器を吹かなくてもできる練習

楽器を吹かなくてもできる練習はたくさんありますが、何個か紹介します。

①楽譜をじっくりと見る

普段楽器を一生懸命練習していると、そのうち楽譜の内容を覚えてしまい、じっくりと見る機会が少なくなります。

僕も経験があるのですが、ちゃんと暗譜したぞと思ってもう一度楽譜をしっかり見ていたら、なんと少し間違えて覚えてしまっていました。

楽器を吹かないからこそ、頭を整理する時間に使えます。

②歌を歌う

歌を歌うのもとても大切な練習。

金管楽器の場合は唇を振動させますが、歌の場合は声帯を振動させます。
逆に言えば振動させる部分こそ違うものの、息を使って音楽を奏でるという点は全く一緒なんです。

③ブレストレーニング

ブレストレーニングも楽器を持たずにできる立派な練習。
息をコントロールすることは、金管楽器の上達と密接に関わっています。

特に息を細く長く出すような練習は曲の中である伸ばしの音が安定しますよ。

口内炎を避けるために

できれば口内炎ってできてほしくないものですよね…。

正直できる時はできてしまうものですが、避けられるものならば避けたいところ。

 

僕が高校生の頃、よくできていた唇の裏の歯が当たる部分にできる口内炎を作らないためにはどうしたらいいのか。

何度も何度も口内炎を作ってきた僕が見つけた対処法は、楽器を吹くときのプレスの仕方を工夫すること。
具体的には、プレスするとき、プレスする部分の唇の肉の厚みを少し増やしてあげるようなイメージで、中心に唇を集める力を使ってあげること。

唇を横に引きすぎたままプレスすると歯が思いっきり唇の裏にあたって、傷が付きやすくなってしまいます。
なので、唇を中心に集める力を使って唇の肉の厚みを作ると、僕の場合は口内炎になる頻度がかなり減りました。

もし、何度も口内炎ができて困っている人は、試してみてもいいかもしれません。

おわりに

せっかく楽しく練習していても、口内炎のような自分でコントロールすることが難しいイベントが起きてしまうと、なかなかストレスが溜まりますよね。

できてしまったものはしょうがないので、少しでも早く治るように。
少しでも痛みが減るように。

僕の経験が役に立てたらとても嬉しいです。

 

それでは、今日も楽しく練習していきましょう!

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