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本番中自信を持つには「願う」より「行動」

こんにちは、石倉です。

僕は長い間、演奏をする上で自信を持つことができませんでした。
自信を持つ方法を調べたり聞いたりしてみても、どうも自分にしっくり来るものは来ず…。

やはり練習しかないのかなと思っていたところ、ある本番をきっかけに自分なりに自信を持つ方法をつかめたことがあります。

それは、「願う」より「行動」すること。

練習中はもちろんですが、これは本番中もです。
とにかく行動し続けることで、集中して本番を乗り越えることができました。

目次

「⋯できますように」ばかり考えていた学生時代

僕が学生の頃は、演奏する時、とにかく自信が持てませんでした。

普段も自信が持てていなかったのですが、困っていたのが本番中自信が持てないこと。

普段自信が持てないのは最悪なんとでもなりますが、本番中すら自信が持てないのは、本番の音に直接影響してしまうのでとても困りました。

普通の音を出すはまだマシだったのですが、自分の苦手なハイトーンや速いタンギングの前に来ると
「頼む、出てくれ、出てくれ」と願ってばかり。

しかし、なかなかうまくいかず、本番後落ち込むなんてことがザラにあったんです。

願いは何も生まないことに気がつく

何度も本番中、できないことを願っては失敗を繰り返していたある日。
ふと冷静に本番を振り返ったことがありました。

 

ハイトーンを出すことも、タンギングも願っただけじゃうまくいかない。

 

その当たり前の事実に気づいたんです。

願うというのは一見、うまくいくように頑張っているように感じてしまいますが、本来ハイトーンやタンギングを成功させるための「息」や「舌」、「唇」の動きについては、何も考えられていないんです。

本番中も「行動」を続ける

「願う」だけじゃ何も生まれない。
ならどうしたらいいのか。

試行錯誤の上生まれた答えは、本番中も行動を続けること。

行動とは、例えば苦手な箇所があったときに、どんな息で、どんな舌の使い方で、どんな唇の使い方をしたらできるのかを、音を出すギリギリまで考え、実際に音を出すときにはそれを行動するということです。

 

僕の過去を振り返ってみると、うまくいかなかった本番はすべてこれができていませんでした。

「どうか出ますように」とか、「どうか高い音があたりますように」ばっかり考えていて、
肝心などうやって出すのかを考えることをしていなかったんです。

もちろん、練習の時から考えるのは大切ですが、それは本番も同じ。

 

本番中も、どうやって次の音を出すのかを考え、行動することで僕は成功確率をだいぶ上げることができました。

おわりに

緊張したりすると頭が真っ白になってしまって、気がついたら本番が終わっていた、という経験がある方もいるかもしれません。
僕もそんな経験があります。

しかし、仮にそうなってしまったとしても、少しでも成功確率を上げるためには、具体的に行動を起こすこと。
どうやって吹くのかを明確に考えるだけでも、ただ願っているよりは100倍マシです。

是非参考にしてみてくださいね。

 

 

それでは、今日も楽しく練習していきましょう!

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