こんにちは、石倉です。
音楽をやっていると、人からアドバイスをもらったり指摘されることってありますよね?
「もっとこうやって吹いたほうがいいんじゃない?」
「その吹き方、直したほうがいいんじゃない?」
こうやって言われたときにイライラしてしまうことってありませんか?
イライラまでいかなくてもなんだか嫌な気持ちになったり。
それが自分なりに一生懸命作ってきたものだったりすると、あんまり言われたくなかったなあなんて思うこと、僕はあります。
でもそんな自分が言われてイライラしてしまう指摘というのは、成長のチャンスのパターンが多いんです。
人からの指摘を受け入れるのが嫌だった学生時代
学生時代は周りに同じ音楽を志す仲間がたくさんいるので、アンサンブルの合わせや合奏中などいろいろな場面で指摘が飛び交います。
「もっとこうやって吹いた方が良くない?」
「その場面はもっと〇〇な感じでしょ」
それをすぐに素直に聞くことができれば何も問題はないのですが、当時の僕は「自分の考えが正しいんだ」みたいな変なプライドがあって、指摘されても「でも、今の吹き方のほうがいい気がする」なんて思っていたんです。
音楽に変なプライドはいらないと気づいた
もちろん、演奏にはある程度のプライドがあると良いこともあります。
自分なりの音楽を追い求めて、それが唯一無二の表現になったら素晴らしいですよね。
しかし、「自分の考えがすべて正しいんだ」というような変なプライドは、音楽がもっと良くなる可能性を潰してしまいます。
僕の場合、人から指摘されてもその場で直すのはなんだか負けた気がして嫌でした。
でも、後々一人で練習するときに、指摘されたことを直してこっそりやってみると、はるかに音楽が良くなったことに気がついたんです。
こんなことなら変なプライドなんて持たずにもっと指摘を受け入れればよかったなと思った瞬間でした。
そして何より、指摘を受け入れるだけで、自分が気づかなかったような成長のチャンスを掴めることだって大いにあります。
「それ本当?」な指摘もやってみるだけならタダ
指摘にはいろいろなものがあり、たまには「それは流石にないでしょ」と思うような指摘と出会うかもしれません。
そんなとき、どうするのか。
おすすめはとりあえずやってみるです。
もちろん本当に無意味な指摘もあるかもしれませんが、「とりあえずやってみる」ならタダです。
とりあえずやってみて、自分なりにいいなと思ったら採用もありだし、なんだかなあと感じたら採用を見送ればいいんです。
せっかくわざわざ相手が自分のために時間を割いてまで言ってくれた指摘、試してみるのはとても大切かもしれません。
おわりに
指摘されてイライラしてしまう。
それはきっと自分なりに一生懸命やってきたからこと、感じてしまう感情だと思います。
でも。
その指摘が自分の成長のチャンスになるなら。
イライラした気持ちを少しの間こらえるだけで、自分でも想像していなかった成長があるかもしれません。
それでは、今日も楽しく練習していきましょう!
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