こんにちは、石倉です。
突然ですが今回は部活動の話。
何らかの部活動に所属している、もしくはしていた方へ質問です。
部活動で代々続いている「1年生がやる仕事」はありましたか?
例えば、運動部だったら先輩のボール拾いとか、吹奏楽部なら先輩のセッティングは1年生がするとかそういう類のものです。
僕は小学校から金管バンドに所属し、中学・高校と吹奏楽部に所属していました。
特に高校は吹奏楽強豪校と言われるようなところで、だいぶ色々と厳しかったのを覚えています。
もちろん部活動の伝統というものもたくさんあり、1年生の仕事というものもたくさんありました。
厳しいところだと、先輩が掃除をしていたりしたら「先輩!代わります」と言って変わらなければいけない、というような暗黙のルールなどです。
もちろん意味があって大切なルールもたくさんあります。
でも、そのルールの意味というのがわかるのって大体1年くらい部活動に在籍した時ではないでしょうか?
少なくとも僕が吹奏楽部に入部した時は、最初はわけもわからず厳しいルールをとにかく遂行していくといった気持ちでした。
もし今厳しいルールの部活動が嫌になってしまっている方へ、ぜひ何が嫌だったのかメモをとりましょう。
そのメモは後輩のために、そして自分のためにとっても大切な資料になります。
とにかく嫌だったことをメモにする
部活動に入学して、新入生を勧誘する時はあんなに優しかった先輩たちの様子が豹変します。
「音で出たのすごいねえ!」からの
「基礎練しっかりやってたら、もっといい演奏できるよね?」
は本当に怖いですよね(笑)。
今のは冗談ですが、少しでも疑問に思ったり嫌だと思ったことはとにかくメモしましょう。
僕の場合は、吹奏楽部では活動時間中に運動着に着替えて活動するというルールがありました。
とても嫌というわけじゃないけれど、自由な服装で活動したかった僕にとっては、最初はただの謎ルール。(学校に制服などはありませんでした。)
その後、活動をしていくにあたって服装を揃えることが、気持ちを揃えることにもつながるという理由のもとに作られたルールだったということがわかるのですが、最初は「なんだこのルール」なんて思っていました。
先輩になったらメモを見よう
代々受け継がれてくる伝統。
その中には、なんでこんなものが受け継がれているの?先輩だって後輩のときに絶対嫌な思いをしたはず、と誰もが一度は思ったでしょう。
一体なぜ受け継がれてしまうのでしょうか。
それは、先輩になると全部忘れてしまうから。
単純ですが、これが闇深い。
人間、喉元過ぎれば熱さ忘れるといいますが、まさにその通りで、たとえ先輩からひどいことをされたとしても1年後には忘れてしまい後輩に全く同じことを繰り返す。
これによって悪い伝統というものも受け継がれていってしまうんです。
だから、最初に嫌だと思ったことを書いたメモを見る。
すると、入部した頃感じたありのままの気持ちが書いてあるはず。
もしこのときに、やっぱりルールを変えたほうがいいと思うなら変える方向に動いてみるのもよし、ルールの説明をもっとしたほうが丁寧だなと思ったら説明を強化するのもよし。
入部した頃の気持ちを思い出すことで、後輩のためにも、そして先輩として部活をより良く運営していく自分のためにもなるというわけです。
おわりに
部活というものはたくさんの人数の人がお互いに気持ちよく過ごせるよう、ある程度のルールが設けられています。
でも、そのルールがあまりにも行き過ぎていたり、なぜ存在するのかわからないルールが出てくることも⋯。
だからこそ、入部したときに思ったことをメモに書くことで、自分が先輩になったときにより後輩に寄り添うことができます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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