こんにちは、石倉です。
先日、いつも通りリップスラーの練習をしていたところ、音がだんだん低くなるにつれて、息が続かない現象が起きているのを発見しました。
もちろん、リップスラーの練習では、音が低くなるにつれて押すピストンの数が増えていくので、息の量はどんどん増えていきます。
「それにしても息が続かないなあ」
色々と考えてみた結果、音が下がるにつれ、だんだんと上唇と下唇の隙間を開けてしまっていたことが原因でした。
上唇と下唇の隙間を開けてしまった原因
そもそも、なぜだんだん上唇と下唇の隙間を開けてしまったのでしょうか。
僕の場合、
リップスラーを何回も繰り返すような練習をしているうちに、口がだんだんと動いてしまい、動く中で上唇と下唇の隙間を開けてしまっていったようです。
その結果、いつもよりアパーチュアがだいぶ広くなってしまい、振動しない息がガバガバと出ることで、息がもたなくなったということ。
常に唇が合わさっていることを意識する
では、どうしたら解決するのか。
それは、常に唇が合わさっていることを意識することです。
ほんの少しの意識を唇に向けてあげるだけで、途端に吹きやすくなりました。
特に大きな跳躍などがあると口が動きますよね。
もし仮に大きくアパーチュアが開いてしまっても、常に唇が優しく合わさっていることを意識することで、振動しやすい唇の状態に持っていくことができます。
僕の場合は、これに気づいてからリップスラーの練習でも、音が低くなるにつれて息が続かない現象は無くなりました。
息が続かないと悩んでいるそこのアナタ、もしかしたらブレスの問題ではなく、上唇と下唇が開いてしまっていることが原因かもしれません。いろいろ試してみましょ。
おわりに
息が続かない時、ブレスが足りないせいだと、ブレスにばかり注目してしまいがちですが、息がきちんと振動に変換されているのかを確認することもとても大切です。
「唇が合わさっているか」
ちょっとした意識をすることで、途端に吹きやすくなります。
それでは、今日も楽しく練習していきましょう！
