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夢に出てくるまで追い詰められたコプラッシュ

こんにちは、石倉です。

今回は東京藝術大学を受験した時の話をします。

当時、東京藝術大学を受験するときは「コプラッシュ」という教則本が試験曲として設定されていました。

この範囲がとても広くて…
数十曲の中から当日指定されるというもので、なかなかしんどかったのをよく覚えています。

初めての音楽大学受験ということで、とても追い詰められていた僕。

夢にコプラッシュが出てくるまで追い詰められていました。

目次

受験はかなり特別なコンサート

音楽大学受験。

当時は当たり前のようになんとかこなしましたが、今考えると受験というのはなかなか大変なもの。
何が大変かって、音楽を演奏するという点から見ると、かなり特別なイベントなんですね。

通常演奏するというのは、あくまでも聴いてくれる人に楽しんでもらう、そして自分も演奏を通じて音楽を楽しむというものではないでしょうか。

 

ところが受験というのは、聴いてくれる人が演奏に良い悪いの判断を下し、それによって自分の人生が変わるというもの。

それこそ楽器を奏でるという意味での演奏は同じですが、目的はまるで違います。

そのあまりにも違いすぎる目的がゆえに、僕は受験がだいぶ嫌になってしまいました。

夢に見るまで追い詰められたコプラッシュ

特にしんどかったのが、夢にまで出てきたコプラッシュ。
数十曲以上の練習曲の中から当日は数曲指定されるというもの。

どの曲が指定されても上手に演奏できるように、とにかく完成度を上げる日々。

番号をランダムで引けるくじを自分で作って、くじを引いては演奏をし続けました。

しまいには、番号と曲が一致してきて、街中で見かける番号をパッと見ただけでも、コプラッシュの曲が頭で再生されてしまうまでに。

最終的には、夢にまで出てきました。
今思うと、追い詰められすぎですね…。

受験は不合格。浪人へ

そこまで自分を追い込んで頑張りましたが、結果は不合格。

1次試験は突破できたものの、2次試験でダメでした。

 

当時は東京藝術大学しか受けていなかったので、必然的に浪人へ。

この時に挫折してしまい、それこそ楽器をやめるという選択はしなかったものの、楽しく演奏できるようになるにはだいぶ時間がかかりました。

受験を楽しむコツ

受験を楽しむコツ?そんなのありません。
最初からないと言ってしまってとても申し訳ないのですが、受験はとてもしんどいです。

自分の演奏によって人生が決まる瞬間ってなかなかないですからね…。

 

それでも、もし当時の自分に受験を楽しむコツは?と質問されたら僕はこう答えると思います。

 

 

受験は正直楽しくはない。
常に自分と戦うことになるし、自分の苦手な部分と向き合うことにもなる。

それでも、少しでも楽しむとしたら。

受験だってコンサートって思ってしまえばいい。

受験中の演奏をどういう気持ちで受けなきゃいけないっていうきまりはないし、有名な先生方に自分のリサイタルに来てもらったと思ってしまおう。

 

それに、受験中培った力は仮に受験の結果に繋がらなかったとしても、必ず自分のものになるはず。

落ちたって死ぬわけじゃないんだから、やれるだけやってみよう!

思い切っていってこい!

 

 

そんなことを言ったと思います。

おわりに

夢に見るまで追い詰められた受験。

今となってはいい経験!…とはお世辞にも言えないほどきつかったし、今でもあの頃には戻りたくないなという思いが強いです。

 

それでも、今の自分を作ってくれているのはあの頃のきつい思いをした経験があるおかげだし、仮に人生2度目を生きることになったとしても、東京藝術大学を受験する道を選ぶんじゃないかな。
そんなふうに思います。

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