こんにちは、石倉です。
合奏を何回かやっていても、いまいちうまくまとまらない…なんてことはありませんか?
こんなとき、つい「練習していない〇〇のせいだ」と誰かを責めてしまいがちですが、実際は誰か一人のせいということはまれです。
こんなときは誰のせいなのか。
それは、もしかしたら一人ひとりの「誰かに任せている気持ち」かもしれません。
目次
音楽をどう持っていくのか「対話」する
合奏ではリズムを担っているパートというものがあります。
基本は打楽器ですが、低音や裏打ちを担当しているパートなどがあげられますね。
「なんだか曲の進みがわるいなあ」と思う時、これらのパートのせいにしていませんか?
そんなとき、誰かのせいにするのではなく、自分のパートからアクションを起こすことが大切です。
これはどんなパートにも言えることですが、アクションを起こすことで、全体への影響は少なからずあるもんです。
例えば、僕がユーフォニアムを吹いていて、「どうも曲のノリが悪いなあ」と思ったとします。
そんなとき、ほんの数ミリだけ速いテンポで演奏する。
その数ミリだけ速い動きに応えるように、周りのノリが良くなる、これがとても良い例です。
逆に考えると、自分以外のパートの小さなアクションを拾えるアンテナを立てておくこと。
これもとても重要なことですね。
アクションを作りつつ、アンテナを立てる。
そうして、「奏者同士の音楽の対話」ができると、音楽はより楽しくなっていきます。
おわりに
合奏は、一人だけでやることはできません。
みんながいないとできないものです。
だからこそ、少しでもそこで奏でる音楽が楽しくなるように、工夫していけたらいいですね。
それでは、今日も楽しく練習していきましょう。