こんにちは、石倉です。
自作自演って聞いたことありますか?
音楽の世界では、自分で作曲して自分で演奏することを言います。
ポップスの世界だとシンガーソングライターと言ってごく当たり前のようにやる人がいますが、クラシックの世界だとなかなか少ないんです。
というのも、音楽大学で学ぶクラシックというのは、ほとんどが昔作曲された曲をどう再現するかを学ぶ場所だから。
そんな中で、僕が自作自演にこだわるわけは、0から自分で作り上げることにとても魅力を感じているからです。
シンガーソングライターへの憧れ
僕が自作自演にこだわる理由を説明するには、幼少期の話を少しさせてください。
僕の家はもともと音楽一家というわけではなく、クラシックを本格的に学んだのは音楽科の高校に入ってからです。
それまでは、もちろん音楽は大好きでしたが、特にピアノを習ったりということはなく、むしろポップスがとても好きでした。
特にシンガーソングライターと呼ばれる自分で曲を作り、自分で歌う歌手たちにとても憧れを持つことに。
自分で0から音楽を作って、その音楽を自分で表現してお客さんに楽しんでもらえるなんて、なんて素敵なんだろうと思っていました。
僕の場合は、シンガーソングライターの中でも特にコブクロにハマっていたので、あんな風に弾き語りがしたいとの思いから小学校からギターを習うことに。
ギターを習うというのがよくわかっていなかったため、ポップスのギターではなくクラシックギターを習いました。
想定していたギターとは若干違ったのですが、あえてクラシックから習うことで基本的なギターは弾けるようになり、よく弾き語りもしていましたね。
そんなところが僕の音楽ルーツなので、クラシック音楽の過去の曲を再現するというよりは、自分で曲を書いて自分で演奏する方がなんだかしっくりきました。
0から表現できる楽しさ
自作自演の1番の良いところ、それは自分が演奏する全ての音を0から作れるというところ。
普通のクラシックの演奏は、0→1というよりは、1を100にしていくようなイメージですが、自作自演は0から100をつくっていくイメージです。
自分がどの音から演奏するのか、どんなテーマの曲にするのか、どんなリズムを使うのか、どんな音で終わるのか、全部自分の自由。
もともとシンガーソングライターに憧れがあった僕は、このテーマを自由に決めて、自由に演奏できる点がとても魅力に感じたんです。
この自作自演の魅力に気付いてからは、ユーフォニアムのソロ曲をたくさん作曲し、演奏するようになりました。
おわりに
自作自演。
クラシックの中では少し特殊に思われがちですが、実は昔の作曲家であるショパン、ラヴェルなどのピアノ曲をよく作曲していた人たちは、自作自演の演奏会をたくさん行っていました。
クラシック音楽はもう成熟し切った、なんて巷では言われていますが、作曲もする僕から言わせてもらえば、まだまだ色々な曲が出てきても全然おかしくないと思っています。
今までに演奏した自作自演の様子はこちらから見れますのでぜひみてみてくださいね。
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