作曲のアイデアは他の曲のアレンジから

こんにちは、石倉です。

僕は普段からよく作曲していますが、よく質問されるのが「普段作曲していて、アイデアってどうやって出てくるの?」という質問。

 

いつもただ「ひねり出しています!」と答えていたのですが、改めて考えてみると、僕の場合は他の曲のアレンジから作曲をしていることが多いことに気が付きました。

目次

アイデアが出ないときには他の曲を演奏する

作曲でアイデアが思いつかないこと…。実は結構あるんです。

もちろん、すーっとなんのストレスもなしに思いつくこともあるのですが、出てこない時は出てこないもんなんですよ。

そうなってしまうと、いくら考えても出てきません。
無理やり出したアイデアというのは、それこそ「無理矢理感満載!」なフレーズで、きっとすぐに「無理やり作曲したんだろうな〜」とわかってしまうと思います。

もちろん聴いてくれた人が全員100点!と言ってくれるようなフレーズを書くのはとても難しいですが、作品を作るうえでは自分自身が出せる精一杯をぶつけたいもの。

 

そこでアイデアが出ないときには、いつも思い切って作曲とは全く関係のない曲を演奏したりします。

気分転換という意味合いが強いですが、他の曲を弾いている間にアイデアが思いつくことが多いので、いつも自然と他の曲を弾いていました。

 

ちなみに作曲するときには、ユーフォニアムの曲、金管アンサンブル、吹奏楽やオーケストラの曲を書くときまで、もれなくピアノを弾いて作曲しています。

これは最近の話なので、大学に入学する前くらいまではギターでもよく曲を作っていました。

他の曲を弾くことで気持ちをフラットに

気分転換という意味合いが強い、作曲とは全く関係のない曲を弾く時間。

でも、これがとても良いんです。

 

それは、自分の曲ではない曲を演奏することで、自分の変なクセと一回おさらばして、フラットな気持ちになれるから。

自分の曲というのは、自分らしさが表現できる一方、自分のクセにまみれてしまっているのも事実。

あえて一旦離れることで、「作曲しなくちゃ⋯」という気持ちから離れます。

他の曲のアレンジから作曲アイデアが出る!

他の曲を楽しく弾いていると、ちょっと遊びたくなってくるんです。

 

ちょっとした遊びというのは、曲を若干アレンジすること。

こればかりは性分と言うか、いつも作曲や編曲をしていると、「ここの音をちょっと変えてみたらどうかな」とか「ここのコード進行を変えてみよう」みたいにアレンジのアイデアが湧いてくるんです。

このアレンジのアイデアをたくさん考えているうちに、気づいたらアレンジしすぎて自分の曲ができていた。
なんてパターンが僕の場合はとても多い。

もちろん、パクっているわけではありません!

 

でも、作曲とは完全に0から生み出しているわけではなく、今まで僕が聴いてきた何千何万もの曲のいいところどりをしているようなものです。

いろいろな曲に触れる中で、自分自身にしか出せないものを追求していきたいと思っています。

おわりに

「学ぶ」とは「まねる」と、よく言われていますが、本当にそのとおりだなあと考えさせられます。

0から生み出すのではなく、他の10を見て1をようやく生み出す。
作曲はそんな感覚です。

 

過去に作曲した曲の演奏動画も少しずつ載せようと思っているので、ぜひチェックしてください。

 

 

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