こんにちは、石倉です。
レッスンを受けるって、最初はとっても敷居が高いものに感じてしまいがちですよね。
僕が人生初のユーフォニアムレッスンを受けた時は中学生の頃ですが、とても緊張しながら受けたのをよく覚えています。
でも、レッスンを受けるというのは、あくまでもアドバイスをもらうということ、間違っても評価されに行くわけじゃないんです。
今回は、僕がレッスンをするときにこだわっているポイントについてお話しします。
ふらっと立ち寄れる気軽な場所へ
普段楽器を演奏していて、ちょっと上手くいかない部分があった時、どうすることが多いでしょうか。
周りにいる人に「どうかな?」と尋ねてみたりしますよね?
まさに、そんな自分にとってちょっとした疑問が湧いたときに、ふらっと立ち寄れるようなレッスンを目指しています。
演奏しているとき、湧いてきた疑問は成長のチャンスのことが多いんです。
疑問が湧くということは、自分で演奏していてどこかもっと良くなりそうな予感はしている、でもどうやったら良くなるのかわからないときですよね。
そんなとき、ちょっとしたアドバイスをもらうことで、自分でもびっくりするくらい変化があることだって十分に考えられます。
楽しく演奏するために必要なこと
僕のレッスンでは、本人が演奏したいもの、やりたい音楽を大切に、それができるようになるためにはどんな技術が必要なのかを一緒に考えていく、というスタンスです。
もちろん、もっと良い表現の仕方はないか、と質問されれば積極的に一緒に考えます。
しかし、音楽の表現というのは、先生が〇〇と言ったから〇〇にする!というものではなく、あくまでも自分自身からこうやりたい!という思いを僕は大切にしたいんです。
だからこそ、自分がやりたい、こう吹きたい。でも、〇〇ができない…。
そんなとき、どこでどんなふうに悩んでいるのか、丁寧にヒアリングしながらレッスンをします。
音楽をしたい!という気持ちが湧いてこないときにも、一緒に解決策を探します
僕は小学校からユーフォニアムという楽器を続けてきて、何度か挫折の経験があります。
音楽が大好きで頑張ってきたはずなのに、挫折してしまったときには、「音楽をしたい!」という気持ちが一切なくなってしまいました。
それでも楽器を吹かなくてはいけない環境にいたことで楽器を辞めるということはなかったものの、音楽をしたいという大切な気持ちがないまま演奏するのは、本当につらかったのをよく覚えています。
何らかの理由で音楽が楽しめなくなってしまった、という方にも、僕の経験をもとに一緒に考えていきたいと思います。
観察を大切に
僕のレッスンではとにかく観察を大切にしています。
それは、適切な奏法というのは一人ひとり異なるから。
人はそれぞれ骨格も違えば体の作りも違うし、唇の大きさやその日の調子なんかも違いますよね。
僕は、レッスンの瞬間にフォーカスし、どういうところで悩んでいるのか、どこが上手くいっていないのかを細かく観察します。
そうすることで、今のあなたにあった奏法、考え方をアドバイスしていきます。
レッスンだと緊張してしまう…という方、僕もレッスンで緊張していたので気持ちはよくわかります。
たとえ緊張してしまったとしても、緊張により体がどう変化するのか、音にどのような影響が出るのかについても、しっかり観察しながら進めていくのでご安心ください。
おわりに
レッスンは1対1で行われることが多いため、不透明な部分も多いです。
だからこそ、僕が普段どんなスタンスでレッスンしているのか知って欲しいなと思い、今回の記事を書きました。
レッスンレビューなどもぜひご覧ください。
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